水イボとは?
一般的なイボ(ウイルス性イボ)はヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となりますが、水イボでは伝染性軟属腫ウイルスが原因となります。接触によって他の人にうつる可能性があり、子供に好発するのが特徴です。特にプールの時期である夏場に多く見られ、素肌の接触によって広がります。
枚方市・交野市・星田駅のリア形成外科美容クリニックでは、お子様の診療にも対応しています。水イボ治療の選択肢は様々ですので、保護者の方とお子様の両方に寄り添い、可能な限り負担の少ない治療をご提案いたします。
水イボとウイルス性イボの違い
水イボ
- 表面が光沢を帯びている
- 通常は痛みやかゆみはないが、かゆみを伴うこともある
- 数個から数十個ができることもある
ウイルス性イボ(尋常性疣贅)
- 表面がざらざらしている
- 肌に近い色や少し白っぽい色
- 痛み・かゆみはほとんどない
- 数が増えたり、大きくなったりすることがある
水イボの原因
- 肌同士の直接接触による感染
- タオルや衣類の共用による間接的な感染
- プールなどでの感染(保育園・幼稚園・学校など)
- 自分で掻いて他の部位に広がる など
※肌のバリア機能の弱い子供に多く、大人で発症することはまれ
水イボの治療
子供の水イボの場合、年齢とともに皮膚のバリア機能が上がることで自然治癒することが多いです。しかし、感染拡大を防ぐため、または見た目の問題から治療をご提案することもあります。
お子様の年齢や症状に合わせて最適な治療法をご提案いたします。
経過観察
自然に治るのを待ちます。しかし、発症年齢によっては数年かかることもあります。
摘除(水イボとり)
特殊なピンセットを使い、水イボを直接除去します。表面麻酔を行い摘除します。
生活上の注意
水イボができている間は、肌同士の接触で感染を広げるリスクがあります。以下にご注意ください。
- 子供同士が裸でじゃれ合う機会を避ける(入浴・プールなど)
- 水イボを潰さないようにする
- スキンケアの徹底