タトゥー切除とは?
刺青やタトゥーをご自身で消すのは難しいですが、医療技術を活用することで綺麗に消すことが可能になりました。社会的な理由や個人的な事情でこれらを消したい方には、医療機関での施術をおすすめいたします。
タトゥー切除の方法
レーザーによるタトゥー除去
タトゥーの色素に反応する波長のレーザーを照射し、染料を焼き消す方法です。皮膚への負担が比較的少なく、傷跡も最小限に抑えられます。ただし、完全な除去には複数回の治療が必要で、色によっては効果が限定的な場合もあります。当院では、患者様の肌質やタトゥーの状態に合わせて最適な照射条件を設定いたします。
皮膚切除によるタトゥー除去
タトゥーが入った皮膚を直接切除する方法です。確実な除去が可能で、比較的短期間で結果が得られます。小さなタトゥーであれば1回の手術で完了することも多いですが、大きなタトゥーの場合は複数回に分けて段階的に切除を行います。当院の形成外科専門医が、傷跡を最小限に抑える縫合技術を用いて丁寧に施術いたします。
こんな方におすすめです
- 就職や転職のためにタトゥーを消したい
- タトゥーに対する後悔や悩みがある
- 除去に失敗した経験がある
- 温泉やプールに行けなくて困っている など
当院のタトゥー切除の特徴
患者様に合わせた最適な施術
患者様お一人おひとりの肌質やタトゥーの状態に合わせた的確な施術を行い、患者様のご希望に沿った仕上がりを実現いたします。色の濃いタトゥーや、他院で除去しきれなかったタトゥーなどもお気軽にご相談ください。
傷跡の最小化
院長は経験豊富な形成外科専門医です。これまでの経験で培った技術を駆使し、傷跡の目立たない仕上がりを追求いたします。また、タトゥーの位置や大きさ、皮膚の状態を考慮しながら最適な切除方法を選択することで、綺麗な仕上がりと治療後のダウンタイムの短さを両立いたします。
段階的な施術で負担を軽減
大きなタトゥーの場合、一度に切除すると皮膚の引きつれが大きくなる可能性があります。そのような場合は、複数回に分けて段階的に切除を行うことで、より自然な仕上がりを目指します。
タトゥー切除のメリット・デメリット
メリット
- 傷跡が目立たないようにタトゥーを除去できる
- 1回の施術で完了できることもある
- 広い範囲のタトゥーも効率的に除去できる
デメリット
- 皮膚の引きつれが生じる可能性がある
- 大きなタトゥーの場合、複数回の手術が必要になることがある
- 施術部位に色ムラができることがある
施術時間・痛み・ダウンタイム
- 施術時間:30分~2時間程度(タトゥーの大きさによる)
- ダウンタイム:1~2週間程度
- 痛み:局所麻酔時のチクッとした痛み(※)
(※)施術内容によっては、麻酔が切れた後の痛みに対して痛み止めの薬を処方します
ダウンタイム
- 腫れ:3~7日程度
- 内出血:1~2週間程度
- メイク:翌日から可能(施術部位は避ける)
- 洗顔:翌日から可能
- 入浴:シャワーは翌日から可能
- 運動:2週間程度控える
- 紫外線:1~2週間程度は十分な日焼け対策が必要
※傷跡が完全に落ち着くまでに3~6か月程度かかります(個人差あり)
リスク・禁忌
- リスク:疼痛、内出血、腫脹、感染、瘢痕、ケロイド、皮膚の色素沈着 など
- 禁忌:妊娠中・授乳中の方、重度の糖尿病の方、血液凝固障害のある方、ケロイド体質の方