ニキビ・ニキビ跡について
ニキビは炎症を伴う皮膚疾患の1つで、思春期に多く見られます。全身の様々な部位に生じますが、特にお顔にできたニキビは目立つので、時に深刻な悩みの種となります。また、ニキビの治癒後に残る色素沈着や凹凸に長年悩んでおられる方も多いと思います。
枚方市・交野市・星田駅のリア形成外科美容クリニックでは、様々な治療法でニキビとニキビ跡への効果的なアプローチを行っています。患者様の肌質や症状に合わせた適切な治療プランをご提案し、ニキビのお悩み解消をサポートいたします。
こんなお悩みはありませんか?
- 繰り返しニキビができてしまう
- ニキビが治っても跡が残ってしまう
- ニキビ跡の凹凸が気になる
- ニキビによる赤みや色素沈着が目立つ
- 思春期を過ぎてもニキビに悩まされる
- ニキビのせいで自信が持てない など
ニキビ・ニキビ跡の原因
ニキビ
過剰な皮脂分泌
ニキビの原因菌(アクネ菌)は皮脂を栄養源として増殖するため、皮脂分泌が多い環境で活発になります。特に思春期や生理前後はホルモンバランスが崩れやすく、皮脂分泌が活発になりニキビが発生しやすくなります。
毛穴の詰まり
過剰な皮脂に加え、古い角質や汚れが毛穴に詰まることでニキビが形成されます。毛穴が詰まると、皮脂が皮膚表面に出にくくなり、毛穴内で細菌が繁殖してニキビができやすい環境が作られます。
不適切なスキンケア
過度な洗顔や不適切な化粧品の使用も、ニキビの原因となることがあります。肌への過度な刺激や肌に合わない製品の使用は、皮脂分泌のバランスを崩したり、肌のバリア機能を低下させたりします。
そのため、ニキビ予防のためのスキンケアで、かえってニキビができやすい肌環境にしてしまう可能性もあります。
ストレスや生活習慣
ストレスや不規則な生活、偏った食事なども、ニキビの発生や悪化に影響を与えます。ストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂分泌を促進する可能性があります。また、睡眠不足や栄養バランスの悪い食事は、肌の代謝や回復を妨げる要因となります。
ニキビ跡
炎症の長期化
ニキビが悪化すると炎症を起こすことがあります(赤ニキビ)。ニキビによる炎症が長引き、皮膚の深くまで炎症が及ぶと、治癒後も色素沈着や凹凸がニキビ跡として残りやすくなります。
不適切なケア
炎症を起こす前のニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)であっても、不適切なケアを行うと炎症を引き起こすことがあります。ニキビが気になって潰してしまう方もおられますが、これはニキビの状態を悪化させる可能性が高いのでおすすめしません。
ニキビ・ニキビ跡の改善
薬物療法
症例にもよりますが、ニキビ治療は保険適用が可能なこともあります。主にニキビの皮脂分泌を抑制する内服薬や、毛穴の詰まりを改善する外用薬などを使用します。場合によっては、専用の器具で毛穴に詰まった皮脂や角質を取り除くこともあります。
ニキビの保険診療についてはこちらをご覧ください。
※ニキビ跡の治療には保険の適用ができません
トライビーム
特殊なレーザーを使用し、ニキビによる炎症やニキビ跡を改善します。皮膚トラブルの解消と肌質の改善を同時に行うことができます。
CO2レーザー
炭酸ガス(CO2)レーザーによって、余分な皮脂やニキビの膿を溶かし、同時に殺菌を行います。炎症を起こしたニキビやニキビ跡の赤み・凹凸の改善などに高い効果が期待できます。
ダーマペン
微細な針で肌に刺激を与え、肌の奥深くまで美容成分を浸透させる施術です。肌の内側から再生を促すことで、ニキビ跡の凹凸を目立たなくします。しみやそばかす、肌のくすみなどにも効果があり、ニキビの改善と同時に肌全体のトーンアップも期待できます。
ピーリング
古い角質や余分な皮脂を除去し、肌のターンオーバーを促進します。ニキビの予防や軽度のニキビ跡の改善に効果があります。肌質や症状に合わせて、適切な種類と濃度のピーリングを選択します。
美肌内服(ニキビ内服)
ビタミンAの一種であるイソトレチノインには、皮脂の過剰分泌と炎症を抑える効果があります。この内服薬としてのイソトレチノインの服用を続けることで、肌の内側からニキビやニキビ跡の改善をサポートします。